トイレの詰まりを自分で直した夜の話
空港でトイレが使えなくなった、というニュースを見たのが少し前のことでした。
まさかそれと同じような出来事が、数日後に自分の家で起きるとは思ってもいませんでした。
金曜日の夜、帰宅すると妻がラバーカップでトイレと格闘していました。
もう30分ほど続けているとのこと。
水位は少しずつ下がるものの、スッキリ流れる気配はありません。
夜間の業者料金を調べると、4万〜5万円という金額が並びます。
正直、この金額をすぐに出すのはためらいます。
そこで私はいつもの通り、
「まずは自分でできるところまでやってみる」
という判断をしました。
ホームセンターでは「液体」を買うつもりでした
ホームセンターで相談すると、
「溶解剤を使って、ダメなら業者ですね」
というごく一般的なアドバイスでした。
私も最初は、
いわゆる有名な液体タイプの溶解剤を買うつもりで売り場に向かいました。
そのとき、ふと昔の記憶がよみがえります。
思い出した“何気ない一言”
以前、会社のトイレ清掃をしてくれている方と話をしたときのことです。
私が液体の溶解剤を手にしていたら、
「それより粉のほうが効くよ」
と、ぶっきらぼうに言われたことがありました。
当時は「そうなんだ」くらいにしか思っていませんでした。
でもこの瞬間、その言葉がふっと頭に浮かんだのです。
私は液体を棚に戻し、
粉タイプの溶解剤を探しました。
すると、ひとつだけ売っていました。
それを手に取って、そのまま帰宅しました。
30分後、あっさり解決
説明書どおりに溶解剤を投入し、
ぬるま湯を入れて30分ほど放置。
その後、ラバーカップを使うと、
「ゴポゴポ…」
という音とともに、水は一気に引いていきました。
トイレ、完全復旧です。
最初に浮かんだのは「金額」でした
正直なところ、
「業者に払うはずだった4〜5万円が、
数千円で済んだな」
というのが最初の実感でした。
でも、その次に浮かんだのは、
あのとき何気なく教えてくれた清掃員さんの顔でした。
4万円は、ただの4万円じゃないかもしれない
もし仮に、この浮いた約4万円を
そのまま使わず、将来に回したとしたら。
10年後には、だいたい8万円。
20年後には、16万円。
30年後、70歳くらいで使う頃には、32万円。
もちろん計算どおりにいく保証なんてありません。
でも、
「あの一言が、将来の価値の“種”になった」
そう思うと、不思議な気分になりました。
人の話は、いつ資産になるかわからない
今回の件で強く思ったのは、
人の話は、聞いた時点では何の価値もなくても、
あとから突然“意味”や“価値”を持つことがある
ということです。
しかもそれは、立派な助言という形ではなく、
何気ない一言であることも多い。
トイレの詰まりは、生活と副業のちょうど中間にあった
トイレの詰まりは、ただの生活トラブルです。
でもその中に、
- 判断
- 行動
- 節約
- 感謝
- 将来への見方
全部が少しずつ詰まっていました。
これもまた、
副業や資産管理の副産物のような出来事だったのかもしれません。
会社員として働きながら、
副業(物販)と投資信託で「静かに積み上げる資産形成」を実践しています。
HSP気質ゆえに、
勢いや根性ではなく“考えて動く副業”を追求し、
利益率・回転率・仕組み化など、現実に即した実務ベースの方法だけを選択してきました。
投資はS&P500を中心に、
長期・低コスト・高再現性の手法で資産を育てています。
過度な期待も不安も持たず、数字と構造を冷静に見つめるスタイルです。
変化の激しい時代でも、
小さな挑戦と淡々とした継続が、
未来の大きな安心につながる――そう信じています。
“光と闇の両側から現実を見る”視点で、
副業・投資・働き方の「再現できる知識」だけを発信します。
家族との安心を育てるために、生き方そのものを静かに積み上げていく。



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