せどりというと、「いかに安く仕入れるか」に目が向きがちです。
しかし実際には、**もう一つ仕入れることと同じくらい大事なのが「高く売ること」**です。
高く売るためには、感覚ではなく、いくつかの構造を理解しておく必要があります。
プラットフォームごとの手数料を理解する
まず前提として、販売プラットフォームごとに手数料が異なります。
- Amazon:おおよそ 15%前後
- Yahoo!ショッピング:手数料+送料込みで 約12%前後
- メルカリ:販売価格の 10%
この構造だけを見ると、利益を出しやすいのは
Yahoo!ショッピングやメルカリになりやすい、ということが分かります。
「高く売る」というのは、単に価格を上げることではなく、
どの場所で売るかを選ぶことでもあります。
売る「時期」が価格を決める
次に重要なのが、売るタイミングです。
モノの価格は、以下のような局面で上がりやすくなります。
- 需要が一時的に集中しているとき
- 供給が少ない時期
- シーズンやイベント直前・直後
たとえば、
- 夏場のストーブ
- クリスマス前のおもちゃ
- シーズン限定商品
メーカーが供給していない時期に「どうしても欲しい人」が現れると、
多少高くても買われる状況が生まれます。
ただし、この部分は非常に読みづらいのも事実です。
需要はあっても、ライバルが大量に仕入れていれば価格競争になります。
理屈は正しくても、結果が出ないこともある
これが時期読みの難しさです。
「早出し」は最強だが、最も崩れやすい
商品をプラットフォームに出す瞬間は、実は一番の勝負所です。
基本的には、
- ものすごく早く出す
- ものすごく遅く出す(寝かせる)
このどちらかに分かれます。
早く出せるケースは、
「たまたま安く買えた商品が、まだ市場に気づかれていない状態」です。
この場合、
- 高値で売れやすい
- すぐ売れる
- キャッシュフローが改善する
という非常に強い流れを作れます。
ただし弱点もあります。
みんなが同じことを考えるため、数時間で一気に価格が崩れることも珍しくありません。
すでに出品してしまうと、
修正・対応の手間が増え、利益率が下がることもあります。
ハマれば最強、外すと一気に崩れる
これが速攻型せどりです。
寝かせ(物通し)は時間を使うが、安定しやすい
もう一つが、いわゆる「寝かせ」と呼ばれる手法です。
時間と場所、管理が必要になる分、
最も現実的で、最も労力がかかる方法でもあります。
代表例はおもちゃです。
生産終了後、
- 子どもが後から欲しがる
- 思い出補正で親が購入する
こうした理由で、
新品が2,000〜3,000円高く売れることは珍しくありません。
ただし、
- シーズン終了後から1年程度待つ
- 保管スペースが必要
- 管理の手間がかかる
というコストも伴います。
それでも、商品選定を間違えなければ、
資産を増やしやすい非常に堅実な手法だと感じています。
物通しは「投資」としても合理的
仮に、
1年で商品価格が 12%上がったとします。
手数料を差し引いても12%取れるなら、
これは**S&P500の平均年利8%**を上回ります。
しかも、
- 株式が下がる局面でも
- モノの価格は上がることがある
この2本柱を持つことで、
精神的にも資産的にも安定しやすくなります。
S&P500は長期では回復すると言われています。
その間を「物通し」で支えられるのは、かなり強い構造です。
まとめ
せどりで資産を伸ばすためには、
「仕入れ」だけでなく、売る場所・売る時期・売り方を考える必要があります。
高く売るという視点を持つだけで、
同じ商品でも結果は大きく変わります。
この考え方が、どなたかの参考になれば嬉しいです。
会社員として働きながら、
副業(物販)と投資信託で「静かに積み上げる資産形成」を実践しています。
HSP気質ゆえに、
勢いや根性ではなく“考えて動く副業”を追求し、
利益率・回転率・仕組み化など、現実に即した実務ベースの方法だけを選択してきました。
投資はS&P500を中心に、
長期・低コスト・高再現性の手法で資産を育てています。
過度な期待も不安も持たず、数字と構造を冷静に見つめるスタイルです。
変化の激しい時代でも、
小さな挑戦と淡々とした継続が、
未来の大きな安心につながる――そう信じています。
“光と闇の両側から現実を見る”視点で、
副業・投資・働き方の「再現できる知識」だけを発信します。
家族との安心を育てるために、生き方そのものを静かに積み上げていく。



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