始まりの夜 III 〜“副業”という扉に手をかけた日〜

日記・雑記

静かな部署で過ごしていたある日。
職場の空気に流されるだけの毎日を続けていると、
次第に“時間の余白”が僕の心をむしばみ始めました。

落ち着いているはずなのに、心はなぜかザワついている。
仕事のストレスは少ないのに、未来への不安は増えていく。

そんな矛盾した時期に、僕はある夜 YouTube で
いつも通り株式投資の動画を見ていました。

そこで突然表示された関連動画——
「S&P500とは?」
この一本が、僕の人生を大きく変えるきっかけになりました。


■ 投資との再会、そして“理解”の始まり

実は、最初の株式投資は失敗続きで嫌になっていました。
損した記憶ばかりが残って、向いてないとすら思っていた。

でもその動画の内容は違った。

・時間を味方にする考え方
・積立という武器
・市場の歴史
・焦らなくていい理由

それらを聞いているうちに、
「あれ…これは僕にもできるのでは?」
と初めて腑に落ちたんです。

当時の僕にとって、
この“腑に落ちる感覚”はとても大きかった。


■ そして、画面の横に出てきた“もう一つの扉”

S&P500 の動画を見終わった時、
次に出てきた関連動画が 「せどり」 でした。

最初は半信半疑どころか、
「そんなにうまい話があるかよ」
と冷めた気持ちで見ていた。

でも見れば見るほど気づいてしまった。

・仕組みが単純
・小資本で始められる
・再現性が高い
・数字で全てが見える
・誰かに文句を言われる世界じゃない

静かな部署で“僕の感情だけ”が取り残されていく一方、
この動画には「動け」という感覚があった。

そして気づいたら僕は、
初めての仕入れに向かう準備を勝手に始めていた。


■ そこから半年間の赤字が始まった

ここは正直、隠しても意味がない。

僕のスタートは綺麗じゃない。
半年は普通に赤字だった。

・やり方が分からない
・仕入れも回転も読めない
・価格差の取り方も甘い
・在庫だけが部屋に積み上がる

それでも続けたのは、
「やっと自分の人生を自分で動かしている」
そんな実感があったから。

静かな部署で止まっていた時間が、
ようやく前に動き始めた——
そんな感覚だった。


■ そして、光が差し始める

半年後、少しずつ数字の意味が分かり始めた。
仕入れも回転も読めるようになった。
利益が形になり始めた。

僕は確信した。

「あの月島の夜の違和感は、間違っていなかった」

あの夜から始まった“ズレへの気づき”は、
この“副業との出会い”へ確実につながっていた。

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