始まりの夜 II 〜静かな部署で“安寧”に飲み込まれた僕〜

日記・雑記

月島の夜から数週間後、僕はほとんど抵抗することなく“静かな部署”へと異動になりました。
表向きの理由は「負担を下げるため」。
ただ本音を言えば、会社も僕自身も、このままだと壊れると薄々感じていたのだと思います。

最初にそこへ着任した瞬間のことを、今でもよく覚えています。
あまりに静かで、空気に音がない。
誰からも期待もされず、誰からも求められない。

その空間は、僕にとって“安寧”でした。
でも同時に、その“安寧”は僕の心の奥に潜んでいた「軽い絶望」と隣り合わせでもありました。


■ 静けさの中で膨らむ“違和感”

表向きは落ち着いていたけれど、
心のどこかでこう思っている自分がいました。

「このまま歳を重ねたら、気づいた時には何も残っていないんじゃないか…?」

実際、周囲を見回すと
・若い頃に情熱だけで走り続けた人
・会社への不満だけが積み重なっていった人
・お金も心も消耗していった人
・変化できず、ただ“老いて消えていく人”

そんな姿がたくさんありました。

僕はハッキリ気づいたんです。

「このまま流されていたら、僕も同じ未来を辿る」
と。

これは月島の夜で感じた“最初の違和感”が、静けさの中でゆっくりと形を持ち始めたタイミングでした。


■ 僕は自分自身を取り戻すために「自己投資」を始めた

静かな部署には残業もほとんどなく、時間だけは妙に余っていました。
その空白が逆に怖かった。

だから僕は、
・体のメンテナンス
・学びの時間
・環境の整理
にどんどんお金と時間を入れ始めました。

正直、その頃はまだ何も分かっていなかった。
ただ「変わりたい」「このまま終わりたくない」
その気持ちだけで動いていました。

でも今振り返ると、
この時期の自己投資が、あとで僕の人生を大きく変える“土台”になった。
間違いなくそう言えます。


■ そして――

この静かな場所で、僕はようやく“次の扉を開く準備”が整っていきました。

それは、数ヶ月後に訪れる
「副業との出会い」
「資産形成との出会い」
という大きな転換点へとつながっていきます。

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